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ビジネスセンターに本格着工

2019年01月30日

福岡地所が、福岡市中央区天神1で計画している「(仮称)天神ビジネスセンター」の起工式を開き、本格着工しました。

これは、規制緩和などにより老朽化した民間ビルの建て替えを誘導する福岡市の「天神ビッグバン」第1号案件となり、防災・減災機能に加え、グーグルやアマゾンなどで主流となっている自由度の高いオフィスにも対応するようで、2021年9月の完成を目指すのだそうです。

総事業費は約500億円を見込んでいて 起工式後の会見では「天神ビッグバンによる天神地区の連鎖的再開発を促すものとしてふさわしい建物となる。この最高傑作を得て国際的なIT企業を誘致し、都市の競争力を高めたい」とし、福岡市の高島宗一郎市長は「福岡市の成長につながる100年に1度といってもいいスタートがきょう切られた。デザイン性、安全・安心を武器に、付加価値の高い世界的企業が集うビジネスの拠点となる。これをきっかけに天神ビッグバンの再開発が進み、まちが生まれ変わる」と期待をしているようです。

完成イメージ

そもそもこのプロジェクトは、老朽化した天神セントラルプレイス、日興ビル、西日本ビルの3施設を一体施設として建て替えることが予定されていて17年度の着工を予定していたのです完成イメージ が、同年9月に天神明治通り地区で航空法に基づく高さ制限が従来の約76mから約90mに緩和されたことを受けて設計が変更されました。

その規模はS/RC造地下2階地上19階建て塔屋2層延べ6万1116㎡福岡となり、福岡県内初、国内でも有数の大規模免震構造が採用され、市基準の1.5倍の耐震性を誇るのだそうです。

災害時のライフラインの寸断に備え、72時間対応のデュアルヒューエル非常用発電機を設置するなどBCP対応の施設となるようで、1フロア約2370㎡で天神エリア最大級のオフィスフロアを実現。
基本設計は日本設計、実施設計と施工は前田建設工業。建築デザインはOMAの重松象平氏、インテリアデザインはキュリオシティのグエナエル・ニコラ氏が担当しています。

  


Posted by snd at 15:03Comments(0)時事